工場長日記
986ボクスター ウォーターポンプ交換
2016年01月26日
ポルシェ・ボクスターの異音修理の入庫 お客様からのお電話でご本人様が大体の症状を承知されており、お察しの通りウォーターポンプからの異音でした。 早速部品の手配をして入庫して頂きました。 まずは、色々と外すところからです。
ソフトトップの幌を開けて、ワイヤーのロックをマイナスドライバーなどで外しますが、年式によっては先端の部分にロックピンが付いているので気をつけて下さい。
続いて、ソフトトップのタレカバー(正式名が解らないので?)の下方に引っ掛けが有るので下側に動かしながら外しますと
やっと、エンジンフードカバーが見えます。
ワンタッチロックピンを回して外すだけなのでこれは簡単です。
次の写真ではエンジンカバーが外れて居るのが分かりますよね?写真を撮り忘れました。
しかも、シート裏のジュータンまで外れている!(汗)
プレートのボルトを数本外し、やっと作業が出来る状態に・・・。
バラしてみたら、ポンプの羽部分がボディーに干渉していて異音がしていた模様です。(丸い部分が光っている!)
ポンプの軸が溶けてズレていました
新品は勿論軸が真ん中に有ります。しかも、真鍮製に成っている!
あとは、逆の手順で、テンショナーや、プーリー、ベルトを新品に交換しながら組み付ければ。
クーラントのエア抜きをするのに時間が掛かりましたが、漏れが無いか確認してカバーを元どうりすれば完成です。